どうして歯並びがわるくなる??
お知らせ なかや
こんにちは。
5月の連休も終わり、緑が一層濃くなってきましたね♪
突然ですが、皆さんはご自分の、あるいはお子さんの歯並び、気になりませんか?
歯並びが悪くなってしまう要因はいくつもありますが、「遺伝」よりも「環境」の影響の方が大きいこと、ご存知でしょうか。
歯並びに影響する要因として一番に挙げられるのは、あごや筋肉の発達不十分です。
歯はだいたい5歳半ぐらいから生え変わり始めます。
その時期に、歯の土台となる骨の成長が十分でなく、歯の生えるスペースが足りなかったりすると、
歯はキレイに1列に並ぶことができず、歯列が乱れてしまいます。
昔に比べて現代では柔らかい食べ物が多くなり、かむ力が弱くなったり、お口やお口周りの筋肉が正しく動かせないことが増えていますが、
そうすると骨や筋肉の成長が促されず、歯並びがますます悪化してしまいます。
キレイな歯並びのためには、かむ回数を増やし、お口やお口周りの筋肉を正しく動かして正常な発達を促すことが大切です。
そのほかにも、何気なくやってしまっている癖や習慣も、歯並びに影響を与えています。
例えば指しゃぶり、鉛筆を噛む、爪を噛むなどの癖は、出っ歯になる可能性を高めてしまいます。
また、ほおづえをついたり、机に伏せながら勉強したり寝たりしていると、あごの骨や歯に力がかかって歯並びに影響することがあります。
(私たちの頭は約3kgもの重さがあるため、あごに1kgもの力が加えることになってしまうのです💦)
ゲームやスマホも要注意です。
前かがみの悪い姿勢を続けていると、頭が前に傾斜し、
バランスをとるために頭を後ろに反ることによって下あごが後退してしまうようです。
寝ている時の姿勢も重要で、いつも横向きやうつぶせなどの同じ体勢で寝ていると、
あごの骨や歯に力が加わり、悪い歯並びにつながってしまうことがあります。
歯並びに悪影響を与える姿勢や生活習慣、何気なくやっていないか、
ちょっと気にしてみるといいですね。