新年度 ー 桜と学校健診
お知らせ なかや
皆さん、こんにちは、歯科医院なかやのAです。
あちこちで桜のピンク色が視界に飛び込んでくる、季節になりましたね!
歯科医院なかやのすぐ近くには御射山獅子塚古墳があり、その上には立派な桜の木が2本。
そして桜の木の下には水仙も咲き誇り、毎年私たちの目を楽しませてくれています。
(桜の木は以前は何本もあったのですが、樹齢のせいで木が病気になってしまったのか、残念ながら数年前に切り倒されてしまい、現在では2本のみになってしまいました。)
さて、今日から新年度ですね。
コロナウイルスの影響で、思いがけず3月は長いお休みになってしまった学校も、もうすぐ入学式・始業式を迎えるところが多いのではないでしょうか。
歯科検診に視力検査、耳鼻科や内科など、年に何度か学校健診がありますよね。
学校からの通知でその後の受診をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
全国保険医新聞掲載の「学校健診後治療調査の報告」によると、「視力検査、歯科 6割が未受診」だそうです!
みなさん、お子さんが学校から受診が必要ですという通知をもらってきたときに、いかがなさっていますか?
歯科健診では受診者のうち32%が要受診と診断され、そのうち57%が未受診という高い未受診率だったようです。
近年では子どものむし歯保有率は急激に減少していて、虫歯のいない子どもたちも多くいます。
その一方で極端にむし歯が多く、口腔崩壊を起こしている子どもたちもいるようです。
未受診の理由として一番多いのは、「健康への理解不足」だということですが、「共働き」、「経済的理由」、なども次いで挙げられています。
現在では子ども医療費助成制度の拡充により、市町村によって多少違いはありますが、子どもの医療費負担が大分抑えられています。
歯とお口の健康は、ひいては身体全体の健康につながりますので、お忙しい中大変かとは思いますが、ぜひお子さんが学校から紙をもらってきたら、受診してみてくださいね。