防災グッズに口腔ケアグッズを
お知らせ なかや
皆さま、遅ればせながらですが、新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、1月17日は27年前に阪神淡路大震災が起きた日でしたね。
復興は進みましたが、南海トラフ大地震や富士山噴火は、私たちが生きているうちに起こると言われています…
近年は地震だけではなく、毎年のように集中豪雨による洪水や土砂災害がおこり、被災され避難生活を強いられる方も多くいらっしゃいますね。
阪神淡路大震災で実施された歯科医療支援のデータからは、被災地では
・歯性感染症
・重症口内炎
・入れ歯の紛失や破損
が増加することがわかっています。
災害時には口腔内が汚れて微生物が増加し、かつ体力が低下するために免疫力も低下してしまうのです…
災害時には誤嚥性肺炎も増えますが、その直接的な原因は口腔内の細菌の増加です。
水不足から普段通りのお口のお手入れができなくなり、細菌を含む唾液を誤嚥することが、肺炎につながってしまうのです。
そこで、災害時の肺炎を予防するためにも、お口のケアをすることがとても大切になってきます。
防災グッズにはぜひ口腔ケア用品を入れておきましょう。
歯ブラシ、マウスウォッシュ、口腔ケア用のウェットティッシュ、またキシリトールガムなどのシュガーレスガムなどを、ぜひ防災用品の中に入れておいてくださいね。