健康寿命・若々しい脳を保つために… ガムの効用
お知らせ なかや
日本は平均寿命が世界一、というのは皆さんご存知の事実です。
子どもの頃、七夕の短冊に「家族が健康で長生きできますように…」と願い事を書いた方も、多くいらっしゃるかもしれませんね。
でも、日本人の「健康寿命」がほかの国に比較してとても短いことは、あまり知られていないのではないでしょうか。
健康寿命とは、健康上の支障がなく日常生活が送れる期間のことをいいます。
つまり、平均寿命から健康寿命を引いた年数が、寝たきり状態、または介護が必要な期間なのです。
寿命がいくら長くても、健康寿命が短ければ、人生を謳歌できませんね…
なんだか暗い話になってしまいましたが、ここで朗報です!
自分の歯でしっかり噛むことは、この健康寿命を延ばすことにつながります!
噛むことは脳を活性化させ、鍛えることにもつながるので、よく噛んで食べることで、いつまでも若々しい脳を保つことができるんです♪
食べ物を噛んだり、飲み込んだりする時、脳は休みなく活動しています。
咀嚼(噛むこと)することは、口の中で消化しているだけではなく、脳を活性化することに貢献しているのです。
さて、この咀嚼を日常的に習慣にできる動作があるんです!
それが「ガムを噛む」こと。
スポーツ選手がガムを噛むことによってパフォーマンスが向上したり、労働後の疲労がガムを噛むことで軽減できることも、研究によって明らかにされています。
さらに、運動・労働といった身体を動かすことへの影響だけでなく、記憶や学習能力といった知能への影響も強く示唆されているのです。
これは、噛むという動作が脳の中でも特に学習・記憶と深く関わっている前頭前野や海馬という部分を活性化できるからなんです。
そしてなんと、よく噛むことは、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が促進し、ストレスを緩和できることも分かっているそうです。
事実、ガムを噛むことでアルファ波(リラックス状態でより大きく現れる脳波)の増大が顕著にみられるそうです♪
次回はどんなガムが良いのか、どんな噛み方が良いのかをお伝えします♪